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未来の消費者にインタビュー。AIエージェント『未来グループインタビュー』を解説

Laboro.AIコラム

未来の消費者にインタビュー。
AIエージェント『未来グループインタビュー』を解説

2025.6.20
株式会社Laboro.AI 執行役員 マーケティング部長 和田 崇

概 要

当社Laboro.AIでは、去る2025年6月18日、自社初となる生成AIエージェントをベースにした対話型プロダクト『未来リサーチ』(商標・特許出願中)を発表しました。このコラムでは、そのアプリケーションの一つであり、未来時間の消費者へのグループインタビューを実行することを通して、様々なマーケティング・アイデアを獲得することをテーマにした生成AIエージェント『未来グループインタビュー』を取り上げ、その概要や実際の出力、活用メリットなどを紹介していきます。

目 次

生成AIの次なるブーム、「AIエージェント」
生成AIエージェントプロダクト『未来リサーチ』とは
未来の消費者との対話を実現する『未来グループインタビュー』とは
 ・① ヒアリング  by AIコンサルタント
 ・② グループインタビュー by AIファシリテーター & AI消費者
 ・③ 調査レポートの作成 by AIアナリスト
 ・④ 企画書の作成 by AIプランナー
未来の情報からアイデアを拡張する
未来リサーチのサービス提供&事前登録(ウェイティングリスト)について

生成AIの次なるブーム、「AIエージェント」

2022年11月にOpenAI社が対話型生成AI「ChatGPT」の提供を開始したことを皮切りに、Anthropic社の「Claude」、Google社の「Gemini」、Perplexity AI社の「Perplexity」など、様々な生成AIサービスが誕生、AIが悩み事の相談相手になったり、翻訳・要約などの作業が圧倒的に楽になったりと、私たちの生活シーンにも確実に浸透し始めています。

ビジネス界隈でもその導入が活況を迎えていて、矢野経済研究所が2025年4月に発表したレポートによれば、生成AIを「活用している」と回答した企業は3割近くになり、前年と比べると倍以上の伸びを示しているということです。

そして、直近、生成AIに次いで注目を集めているのが「AIエージェント」というワードです。AIエージェントとは、「与えられた特定のタスクに対して自律的に意思決定と行動を実施するAIシステム」を指します。さらに詳細には、生成AIつまりLLM(大規模言語モデル)が自律的にタスクを実行する仕組みであり、与えられた指示に対して、自らタスクを計画し、次に取るべき行動を決定し、実行結果のフィードバックをしながらタスクを遂行するAIシステムとされるのが一般的です。

参考:AIエージェントの定義。2025年の最重要AI用語の概念を整理

生成AIエージェントプロダクト『未来リサーチ』とは

今般当社Laboro.AIが開発を発表した『未来リサーチ』は、まさにこのAIエージェントをベースにしたプロダクトで、マーケティングの各種企画業務におけるアイデア創出や仮説検証を支援することをテーマにしたものです。

未来リサーチには、例えば、コンサルタント、消費者、リサーチャー、プランナー等の機能を持たせたAIエージェントが仕込まれており、各々のエージェントがユーザーへの課題のヒアリングと深掘り、仮想的なリサーチの実施、調査レポートの作成、調査結果を踏まえた企画書の作成までを、その場で実行することを基本機能としています。各エージェントが自律的に役割を実行するので、ユーザーは、基本的にAIコンサルタントから投げ掛けられる質問に答えるだけでレポートや企画書の作成までを完結することができます。

そして、未来リサーチの何よりの特徴は、「リサーチ発想のアイデア拡張コレクション」というコンセプトにあります。従来の市場調査を代替することではなく、それらをヒントにした斬新なアプローチのタスクをエージェントに実施させることを通して、新商品・サービス企画、新規事業企画、広告宣伝、プロモーション、販売促進などのマーケティングの各種企画業務に従事する方々がお持ちのアイデアを、さらに拡張することをコンセプトにしています。

それを具現化するのが未来リサーチを構成する各アプリで、例えば、

・未来時間の消費者へのインタビュー調査をする『未来グループインタビュー
・未来の市場でフィールド調査をする『未来エスノグラフィ
・本来は見ることができない消費者の脳内を覗いて意思決定プロセスを抽出する『買い物脳スコープ
・大量サンプルに対するWebアンケートを仮想実施する『仮想Webアンケート
・斬新な切り口で企画ブレインストーミングを実施する『“3%だけ”進化させる新商品アイデア

など、それぞれのテーマをもったアプリをラインナップしています。(段階的にさらに追加していく予定です。)

そして今回は、このうちの一つ、『未来グループインタビュー』を実際のデモ画面と共にご紹介したいと思います。

未来の消費者との対話を実現する『未来グループインタビュー』とは

未来グループインタビュー』は、LLMに未来の消費者を複数人誘致(生成)させ、時間軸を超えたグループインタビューを仮想的に実行するアプリです。インタビューはAIファシリテーターが自律的に進行するので、調査テーマや目的などに関するAIコンサルタントからのヒアリングに回答するのみで企画書の作成まで完結できるよう開発しています。

未来時間の消費者の環境分析や、将来的な価値観を踏まえた仮説検証、未来に起きている流行を先取りしたアイデア獲得などに最適なアプリで、商品企画や新規事業企画、プロモーション戦略の立案など、マーケティングの幅広い企画業務での活用いただけるものです。

では、デモ画面と共にその実際のやりとりを見ていきましょう。なお、登場するデモ画面は執筆時点のもので、今後の開発状況に応じて仕様等が変更になる場合がございますことを予めご了承ください。

① ヒアリング  by AIコンサルタント

基本的な入力画面はChatGPTなどの対話型AIと同様で、初回の入力はユーザー側から行います。今回は、スキンケアメーカーのマーケティング担当という想定で、以下の悩み相談をしてみました。

私は化粧品メーカーのマーケティングリサーチ担当です。
化粧品市場はトレンドの変化が激しく、将来のニーズを捉えるのが難しいです。
未来において、女性たちがどのようなスキンケア化粧品を求めているのか、グループインタビューを通して調査したいです。

さっそくAIコンサルタントから、何年後の消費者を集めてグループインタビューを実施したいかを聞かれます。今回は、3年後を指定してみたいと思います。

すると、3年後(2028年)のスキンケア市場の特徴と、消費者像を概要的に予想してくれました。その上で、その時代の消費者をグループインタビューの場に誘致するかどうかを質問されます。もちろん「お願いします!」と回答します。

次に行われるのが、インタビュー対象者のペルソナの生成です。「では、今の情報を元にインタビュー対象者のペルソナを生成します。」の宣言とともに、以下のような3人の未来の消費者のペルソナを生成してくれました。

ペルソナ①:高橋 美咲(27歳・会社員)
• ライフスタイル・価値観
 ・大手IT企業のマーケティング部所属。出社とリモートワークを半々でこなす。
 ・ 毎朝の肌データはスマートミラーで計測し、専用アプリに自動連携。
 ・ジムとホットヨガに週3回通い、食事や睡眠もアプリでトラッキング。
• 化粧品利用動向
 ・日々のストレスや睡眠負債を数値化し、それに応じてフォーミュラを柔軟に変える“スマートカスタムクリーム”を定期購入。
 ・ 成分やパッケージのライフサイクル評価(LCA)スコアを重視し、カーボン・オフセット証明のあるブランドのみを選択。
• テクノロジー適応度
 ・メタバース上のバーチャル店舗で週末に“肌診断+サンプル試用”を楽しむ。
 ・スマートディスペンサーで夜用美容液を自宅に届けてもらい、残量が少なくなると自動補充。

ペルソナ②:森田 彩香(34歳・フリーランスデザイナー)
• ライフスタイル・価値観
 ・在宅ワーク中心。クリエイティブな仕事柄、不規則な生活リズム。
 ・敏感肌で、アレルギーテスト済み成分表は常にチェック。
 ・“肌育”を大切にし、プロバイオティクス配合の化粧水を愛用。
• 化粧品利用動向
 ・毎月ISS(インタラクティブ・スキン・スコア)を受診し、菌叢のバランスに応じた美容液をカスタムオーダー。
 ・プラスチックフリーのリフィル&コンポスト可能な紙パッケージを最優先で選択。
• テクノロジー適応度
 ・ARミラーでメイクアップ提案を受け、気に入った色味のみをナノプッシュデバイスで取り寄せ。
 ・SNSで他のユーザーの“肌育ジャーニー”をフォローし、新製品情報を収集。

ペルソナ③:鈴木 麻里(42歳・二児の母・パートタイム勤務)
• ライフスタイル・価値観
 ・子育てとパートタイム勤務を両立。時短家事や効率的なスキンケアを好む。
 ・環境への負荷を意識しつつ、家族全員で使えるジェンダーニュートラルな製品を選ぶ。
• 化粧品利用動向
 ・週に1度、アプリで子どもと一緒に“親子肌診断”を受け、そのデータを基に家族共用のマイクロバイオームスキンケアセットを購入。
 ・定期便は全てリサイクル素材の詰め替えパックで届き、容器は家族でリユース。
• テクノロジー適応度
 ・ARミラーは自宅のリビングに設置し、メイク前の家事合間にさっとチェック。
 ・メタバースで他のママ友と情報交換会を開き、肌ケアの最新トレンドを共有。

現代の消費者に比べるとかなり未来的な生活を送っている様子がうかがえます。ここで、もし「20代の女性に限定したい」「未来的すぎてリアリティがない」「別のエッセンスや条件を加えたい」など追加の要望があれば、コンサルタントにその旨の指示を出せば、ペルソナを再生成してくれます。今回はこのままの設定でOKの返事をして、いよいよグループインタビューの開始です。

② グループインタビュー by AIファシリテーター & AI消費者

グループインタビューは、基本的にAIファシリテーターが自律的に進行してくれるので、基本的にはそのやりとりを眺めていきます。まずは対象者の自己紹介と「スキンケアに対する想い」という質問からスタートです。

それぞれの回答が終わると、AIファシリテーターから次にどのような質問を投げ掛けたいか、その例と共に投げかけられました。ここでは「3. 時短ケアの中で最もストレスを感じる瞬間はいつですか?そのときどんなサポートがあると助かりますか?」を全員に聞いてもらうことにします。

すると、それぞれから次のような回答が得られました。生活シーンと共に具体的なニーズ/ウォンツまで具体的に示してくれるところには、生成AIの想像力の高さを感じさせらます。

続いて、せっかく未来の消費者に集まってもらっているので「3年前と比べてスキンケア周りで変化したことはありますか?」という質問を投げかけてみました。それぞれの回答を見ると、現代とは異なる未来の利用シーンが見えてきます。

その後もいくつかの質問を重ね、十分な示唆が得られたところで、今回の結果をレポートにまとめてもらいましょう。

③ 調査レポートの作成 by AIアナリスト

AIコンサルタントから「アナリストさん、このインタビュー内容をもとに調査レポートを作成してください。」指示が飛び、出力されたレポートがこちらです。

──調査概要──
本調査は、2028年を想定した未来のスキンケア化粧品ニーズを把握するため、3名のペルソナ(高橋美咲氏、森田彩香氏、鈴木麻里氏)を対象にグループインタビューを実施したものです。それぞれが日常的に最新のテクノロジーとサステナビリティ配慮を取り入れた使い方を行う中で、時短ケアのストレスポイントと、3年前(2025年時点)との変化に焦点を当て、肌診断データの活用、プロダクト機能、パッケージリング、日常の利便性など多角的に意見を聴取しました。


──主要所見──
インタビューを通じ、3つの共通テーマが浮かび上がりました。第一に、日常生活の忙しさとスキンケアを両立する中で「ワンタッチ操作」「非接触ケア」「瞬時仕上がり」といった機能訴求に対する強いニーズが存在します。高橋氏は会議直前の5分間で完了するフェイスフィルム、森田氏は手を汚さずに噴霧だけで成分吸着するデバイス、鈴木氏は朝食準備を中断せずに洗顔ができるフォーム発生装置に具体的アイデアを示しました。いずれも「停止時間を最小化したい」というペルソナ共通の緊急度を反映しています。


第二に、3年前からの進化として「自動化・連携の浸透」が顕著です。高橋氏はスマートディスペンサーの自動補充とQRコードによるエシカル情報の即時取得、森田氏は自宅での常在菌測定とカスタム美容液の即日配送、鈴木氏は家族全員の肌バイオームデータを一元管理する親子診断アプリといった体験を挙げ、手動かつ断片的だったケア行動が現在では完全にシームレス化している点を強調しました。これにより、ユーザーは自ら選択・検索する手間から解放され、信頼性の高い処方とタイムリーな補充を享受できるようになっています。

第三に、「コミュニティとシェアリング」がより深いインサイトを生んでいます。高橋氏のメタバース店舗利用、森田氏のSNS上での“肌育ジャーニー”共有、鈴木氏のママ友とのバーチャル情報交換会など、オンラインとオフラインを跨いだ他者との共感・比較行動が製品受容を後押ししています。個別最適化が進む一方で、同世代や同環境の他者と情報を交換し合うことで、自身のケア判断に確信を持ちたいという心理的欲求が顕在化しました。

──深堀りインサイト──
Ⅰ.「瞬時性」と「効果実感」の両立
多くのペルソナが“瞬時性”だけでなく“仕上がりの均一感”を重視しています。開発に際しては、速乾性を追求しつつ高い保湿・皮膜性能を保つマイクロカプセルやナノフィルム技術の検討が必要です。特に高橋氏が示唆した「プロテクションフィルム」や森田氏の「タッチフリー噴霧」は、化学的物質動態学と皮膚付着技術の融合による新規フォーマットの創出余地を示します。


Ⅱ.“見える化”のさらなる進化
QRコードによる認証情報表示は普及したものの、鈴木氏のように家族全員のバイオームデータを瞬時に比較・共有できるダッシュボード機能への期待が高まっています。開発ロードマップには、個人間比較機能や推奨プロファイル機能を加え、親子間・カップル間・友人間など、複数ユーザー利用のUX最適化を検討すべきです。


Ⅲ.“情緒的体験価値”の訴求
単なる機能訴求だけでなく、ユーザー同士のコミュニケーションが生まれる体験設計が鍵となります。メタバース上での診断結果を基にした肌変化のビジュアル比較や、一定期間ごとに達成バッジを付与するゲーミフィケーション要素が、継続利用を促進する可能性があります。


──結論と提言──
本調査から、2028年のスキンケア化粧品市場では「即時性」「自動化」「コミュニティ性」の3要素が消費者意思決定の柱となることが示されました。製品開発にあたっては、技術面でのマイクロ/ナノフォーマット導入、プラットフォーム面での多⼈ユーザー連携機能実装、エモーショナル面でのゲーミフィケーション体験を三位一体で企画することが望まれます。それによって、時短ケアのストレスを軽減し、かつユーザー同士の絆を強化する革新的スキンケアソリューションを実現できるものと考えます。

テクノロジーの進化を背景とした、リアルな未来の消費者像を描いてくれているのではないでしょうか。単に発言録・議事録としてまとめるだけでなく、アナリストの役割として企画にも役立つインサイトを分析・提示してくれている点は嬉しいポイントです。

では最後に、このレポートを踏まえた企画書の作成に入っていきます。

④ 企画書の作成 by AIプランナー

調査終了後、AIコンサルタントから企画書の要否を質問されるので、「はい」と回答。本来であれば、何のための企画書なのかを指定するのが一般的ですが、今回はLLMの創造性を確かめる意図も込めて、あえて特別な指定はしませんでした。

「了解しました。それではマーケティングプランナーさん、本日の調査レポートの内容を踏まえ、①課題・背景、②企画目的、③調査概要・分析、④STP戦略、⑤4P戦術を含むマーケティング企画書を作成してください。」の指示に基づいて、出力された企画書がこちらです。

マーケティング企画書(2028年スキンケア新製品「Instant Bio‐Shield」展開プラン)

① 課題・背景
2028年、女性消費者はパーソナライズされた処方への期待がかつてないほど高まる一方で、日常の多忙さゆえにスキンケアに割ける時間が極端に限られています。特に朝の家事・育児、リモート会議前、クリエイティブ作業中といったシーンでは、従来のクリームやマスクが“待ち時間”や“手間”の負荷源となり、結果としてケア行動の継続性を阻害しています。また、環境意識の高まりからエシカル・サステナビリティ要素の訴求は必須であり、製品選択においては“使い捨て”のパッケージや動物実験の有無が重大なブランド選択基準となっています。さらに、デジタルコミュニティを通じた口コミやメタバース体験が購買トリガーとなりつつあり、ただの機能価値提供に留まらない“共感と体験価値”の設計が競争優位を分ける鍵となっています。

② 企画目的
新製品「Instant Bio‐Shield」は、瞬時に肌表面を整えつつ、マイクロバイオームをサポートする高機能プロテクションフィルムとして、以下を実現します。

1. 時短ケアのストレス解消:ワンタッチ装着後、わずか10秒で均一かつ高保湿な膜を形成し、以降のメイクや日常行動を妨げない。
2. パーソナライズ&エシカル訴求:各ユーザーの肌バイオームデータに基づく専用カプセルを内蔵し、100%コンポスト可能なバイオマス素材パッケージで提供。
3. コミュニティ体験強化:製品アプリ内でバーチャルマイページを共有できる“肌トラッキング・シェア機能”を搭載し、友人間やママ友コミュニティでの比較・称賛を促進。

③ 調査概要・分析
本企画は、2028年における3名のペルソナ(高橋美咲氏、森田彩香氏、鈴木麻里氏)へのグループインタビュー調査を基盤とします。時短ケアのストレスポイントとして「会議直前」「家事育児最中」「デスクワーク中」の3シーンが抽出され、いずれも“非接触・瞬時完了・均一仕上がり”を求める声が一致しました。また、3年前と比較して「自動化連携」「情報の可視化」「コミュニティ共有」が顕著に進化している事実から、製品提供は単なるアイテム販売ではなくプラットフォームとしての側面を備える必要があります。これらの知見を踏まえ、新製品は機能性・UX・コミュニティ価値をトリプルで提供する設計としました。

④ STP戦略
セグメンテーション (Segmentation)
 ・時間的制約が大きいが機能性を妥協しない「タイムプア・ハイパフォーマー」
 ・環境配慮とエシカル品質を重視する「エコ・エシカル層」
 ・コミュニティ共有・ゲーミフィケーションによる継続利用を求める「ソーシャル・ビューティアクティブ層」
ターゲティング (Targeting)
 これら3軸がクロスする、都市部在住の25–45歳女性を中心に、初年度30万個の販売を目指す。
ポジショニング (Positioning)
 「Instant Bio‐Shield:一瞬で整え、肌本来の美しさを守る、未来型プロテクトフィルム」として、瞬時性・エシカル・コミュニティ連携を同時に実現する次世代ケアとして差別化。

⑤ 4P戦術
Product(製品)
 ・フィルム型スキンプロテクト:10秒で均一密着し、12時間の保湿バリアを提供。
 ・専用カプセル:肌常在菌データと連動し、個別最適化された微生物栄養成分を放出。
 ・パッケージ:100%バイオマス素材、コンポスト可能。QRコードで成分・製造履歴を即時表示。
Price(価格)
 ・定期便モデル:初回トライアル(30枚入り)1,980円、通常価格3,980円/30枚。
 ・プレミアムアカウント(月額500円):肌分析レポートとコミュニティ機能を無制限に利用可能。
Place(流通)
 ・オンライン直販(公式ECサイト、専用アプリ)、メタバース内バーチャルストア。
 ・エシカルショップやセレクトコスメストアへの限定卸し:銀座、表参道、渋谷の主要3店舗。
 ・サブスクリプション型家庭用スマートディスペンサー連携:主要3社IoTディスペンサーに対応。
Promotion(プロモーション)
 ・ソーシャルメディアキャンペーン:「#InstantBioShieldチャレンジ」で1週間の使用前後を比較投稿。
 ・インフルエンサーコラボ:タイムプア層向けマイクロインフルエンサー30名と共同開発した限定デザインを展開。
 ・メタバース体験イベント:週末限定で360°バーチャルポップアップを開催し、フィルム装着体験とコミュニティ交流を実施。
 ・ゲーミフィケーション:アプリ内でポイントを貯めるとリフィル無料クーポンを付与。

構成としては概要を示す程度のものに留まっていますが、しっかりと調査結果を踏まえた企画書に仕上げてくれました。さらに企画を詳細化したいということであれば、プロダクト方面、プロモーション方面、あるいはターゲットの指定、予算の提示など、希望の方向性や条件を伝えれば、企画をさらに深掘りすることがもちろん可能です。

未来の情報からアイデアを拡張する

いかがでしたでしょうか。こうした未来が本当にやってくるのか、出力された企画が本当に成功するのか、こればかりはマーケティングあるいは消費者という不確実性の高い分野では、どうしてもわからないところがあるのは事実です。

ですが、仮想の未来の情報をヒントに、あなたの頭の中でモヤモヤとしている部分を刺激させる、あなた自身に秘めたインサイトを拾い出す、あなたがお持ちのアイデアを拡張することには大いに役立つのではないかと考えています。未来リサーチが「リサーチ発想のアイデア拡張コレクション」をコンセプトにしているのは、まさにこうした点にあります。

とくに今回紹介した未来グループインタビューは、次のような方にオススメです。

・将来の顧客ニーズや市場動向を早期に把握し、マーケティング戦略に活かしたい方
・中長期的な戦略を策定する上で、将来の顧客や市場に関する深いインサイトを得たい

また、その利用メリットは、

先回りしたインサイト獲得
  通常のグループインタビューでは得られない、未来視点での深いインサイトを獲得できる
将来ニーズの早期把握
  将来の顧客ニーズや市場動向を早期に捉え、迅速な対応を可能に
革新的なアイデア創出
  未来の消費者視点から、革新的な製品・サービスや事業アイデアを発想できる

などが挙げられます。

未来リサーチのサービス提供&事前登録(ウェイティングリスト)について

未来リサーチは、2025年秋頃のサービス提供を目指して開発を進めており、執筆時現在、事前登録の申込みを受け付けています。優先的な利用案内や先行体験に関する特典もご案内予定ですので、興味を持っていただけた方は、ぜひご登録をいただけますと幸いです。

未来リサーチTM 事前登録フォーム

その他のアプリ解説記事

以下のアプリ解説記事を公開中です。ぜひ、あわせてご覧ください。

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ご留意事項

※ 生成AI・LLMを用いている未来リサーチの回答は、必ずしも正しいとは限りません。重要な情報はお客様ご自身にて十分にご確認ください。
※ 出力や精度に都度バラツキが生じるため、同様の結果が再現できることを保証するものではありません。
※ デモ中に出力された人名・企業名・商品等は、特定の個人・団体・製品等を指定・意図するものではございません。
※ 提供時期や特典等は、予告なく変更になる場合がございます。

参考

プレスリリース:生成AIエージェントプロダクト『未来リサーチ(TM)』の開発、および事前登録開始のお知らせ

執筆者

執行役員 マーケティング部長 和田 崇

立教大学大学院経営学修士(マーケティング論・消費者行動論)。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科博士後期課程中退。KDDI株式会社に入社、コンシューマ向け商品・サービスのクロスメディアによるプロモーション施策の立案・企画運営に携わったのち、全国漁業協同組合連合会を経て、2019年にLaboro.AIに参画。マーケティング/ブランディング業務に従事する傍ら、NewsPicksプロピッカーとして活動するほか、日経クロストレンドなどメディア寄稿多数。

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